『“する or しない”はあっても“良い or イヤ”はなし』

ゴルフをしていればハザードの危険をさけてプレーするのは当然なこと。「右の池はいやだなぁ」、「左のOBやだなぁ」なんてつぶやきが頭の中で常に聞こえるはずです。この時、それをどう処理するかが結果を大きく左右するのです。

主観を追い出す

簡単に結論を言えば「良いな、嫌だな」というのは主観が入り込んでいるということです。ゴルファーのレベルが中級以下であれば嫌だなと思うと、嫌なことが起こります。よくシャンクしたら嫌だなぁと言っている人がシャンクするのを見たことありませんか?上級者ですと「嫌なこと」が起こらないために極端に反対の球を打ったりすることが出来ます。しかし、わざと打ったその場しのぎの打球というのは100点満点中60点くらいのショットになることが多く、そのあとのショットなどに試練を残しがちです。

することにコミットする

ではどうするべきかと言うと、「する、しない」で考えるということです。そして「する」と決めたことに対して100点を取りに行きます。この場合、ミスをしても80点くらいのショットを打つことが出来ます。左のOBを嫌がって右サイドに打ったボールでも「イヤ」で打った60点ショットよりも「する」と決意して打ったボールの方が良い場所に止まるはずです。実際のところ60点を打とうとしてミスをした場合はさらに40点、30点と低い質のショットがでることさえあります。

もちろん、良いな嫌だなという人間の素直な感情は消すことはできません。気持ちを落ち着かせて「する」「しない」に置き換えるだけです。“イヤ消し”とでも呼びましょう。

100点を取りに行って、実際どのほどのショットが繰り出せるか?これは普段の技術練習によるところです。

ということで“する or しない”はあっても“良い or イヤ”はなしというお話でした。是非参考にしてコースでチャレンジしてみてくださいね!