この記事は3月のある日曜日、レッスンの合間にスターバックスで書いています。暖かい季節になり、これから本格的にゴルフシーズン到来となりますが皆さん練習の成果出せてますか??

多くの方は「出せてない」と答えるのではないでしょうか。それもそのはず、ゴルファーの多くが練習場に行って練習しているのは一発のクオリティを磨くことです。コースに行けば何度も打ちますし、毎回状況も違う中で打たされます。本当に必要なのはたまに出るナイスショットの質よりも、今自分が出来ることを存分に発揮することです。100点のものを101点、102点に上げていくよりも100回打って90回70点が出る方が良いのです。

そこで今回ご紹介したいのは今は亡き名監督、野村克也さんの著書「野村再生工場を語る」です。

野村再生工場とは

野村監督は野球界にデータ分析を持ち込んだ先駆者としても知られていますが、スランプに陥った選手、スターの原石、力が発揮できないベテラン選手などを復活させてしまうことでも有名でした。それが「再生工場」と言われるゆえんです。

競技種目は違えどスポーツという点では共通、野村監督の言葉や教えからは学べることがたくさんあります。例えばこんなことが書かれています。

ある打席で絶好球が来たとする。「よし、スタンドに叩き込むぞ!」と欲が出ると、ほんの一瞬打ち方に狂いが生じ、凡打になっていまう。ピッチャーなら「最後はストレートで三振を取って終わりたい」と思ったとたん、狙い打ちされ、逆転されてしまう。….私自身の経験も含めて、そんなケースを何回も見てきた。

野村再生工場を語る p36より

まさにゴルファーの皆さんならドキっとするくらい思い当たるところがありますよね。この本にはこういったことをどうやって防ぐのか、もし苦い経験をしてしまったらそこからどうやって立ち上がるかなどがモロに書かれています。「なんか最近練習場では良いのにコースでダメだなぁ、、」なんて人にこそ是非読んでほしいなと思います。

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