2月6日(日)、ペブルビーチで行われたPGA Tourはトム・ホッジ選手が優勝して幕を下ろしました。SNSなどでもアップされていましたが、ジョーダン・スピースの崖すれすれから打ったショットはすごかったですね!何がすごいって、あんな場所に立つの怖すぎて私にはムリです(笑
今回何を改めて思ったかと言うと、ティーショットの飛距離はコースによって適応すべしということです。
試合が開催されたコースは7,000ヤードに満たないセッティングでした。これは結構短いセッティングで、日本の一般営業しているコースのフルバックと同じくらいです。ご存じの通り、アメリカツアーにはパワーヒッターがごろごろいますから7,000ヤード以下ともなるとだいぶスケールが小さいコースとなります。
特にこのコースは崖があったり、風が強かったり、ラフがとんでもなかったりと少しでもティーショットを曲げると即座にスコアを崩してしまう要因がたくさんあります。ですから基本的にはフェアウェイキープをすることが大事になってきます。
こうしたコースの場合はティーショットの飛距離を抑えて、方向性を重視するのが賢明でしょう。PGATourに行ってリーダーボードから各選手のこの4日間の平均飛距離を確認すると300ヤード以上打っている人はとても少ないです。優勝したトム・ホッジ選手も4日間通して平均283ヤードとなっています。
この考えは一般ゴルファーにとっても共通なはずで、どんなホールでもがむしゃらにドライバーを握ってしまう前に、ホールのレイアウトをちゃんと考えてマネジメントすることをお薦めします!!
とは言え、5番ウッドでティーショットを打つくらいならドライバーの方が安定する!ということであれば仕方ないのですけどね。
とにかく、自分が何を打ちたいか!?よりもこのコースは自分に何を許してくれるのかを考えて行けば飛距離はコースによって適応すべきなのは感じてもらえるかと思います。