コースマネジメントが大事とは言うものの、何がそうで何がそうじゃないのかあやふやですよね。究極を言えば「どの方向に何ヤード打つのか」を決める作業だと思います。何のためをそれをするかと言うと、バーディーを取るかもパーを取るかもボギーを取るかも関係ありません。ただこれから打つ1打をもっとも確率の高い方法でコースを有利に進むためにするのです。バーディとかパーが取れるかはコントロールできませんから、結局「とりたいな」というエゴでしかないわけですね。

コースマネジメントは現在持ちうるショット技術で成果を最大に出すために必要な技術です。正しいマネジメントはメンタルにさえも良い影響をすると思います。しかし、「今日はマネジメント頑張るぞ!」なんて言って急には出来ないのです。

コースマネジメントをするための準備(例)

じゃあどうするんだっ!

そんな声が画面越しからでも聞こえてきそうです。ここからはコースマネジメントをするために具体的にどうしたらいいのかをお話していきますね。コースマネジメントの方法ではなくて、その準備ですからねっ!

  • コースの情報を集める
  • ショットのデータを把握する

コースの情報を集める

まずコースの情報を集めないことにはマネジメントなんてあったものじゃないです。調べましょう!ゴルフは他のスポーツと違ってプレー環境が毎回異なります。でもちゃんと情報がある程度集められるのも恵まれている点です、有効活用しましょう!

最初にすべきはスコアカード、なければホームページでヤーデージ表を確認します。各ホールの距離を見ていくだけでセカンドショットが届かなさそうなパー4、パー3のティーショットで使うクラブ、パー5でレイアップする際に使うクラブとそのあとに使うクラブなどが確認できます。次に各ホールのハンディキャップを見ていきます。ゴルフコースのホールにはハンディキャップが書かれていて、数字が小さいほど難しいホールとなります。例えばパー4でハンディキャップが1~3であれば要注意ホールですので、自分の中ではボギーでも良しとしておくとかコース全体の難易度を俯瞰するのです。このほかにもいろいろ集めるべき情報はありますが、今回はこのへんにしておきます。

ショットのデータを把握する

次はショットデータを把握するという作業です。これはつまり弾道計測機などを使用して各番手の距離や、左右ブレ幅、球の高さなどを確認しておくのです。飛距離についてはちゃんとキャリーとトータル距離を分けて記録しておきます。全番手分を覚えるのは難しいのでメモ帳などに書いて残すことをお勧めします。私自身、数か月に1度距離を計測してそれをメモし、キャディバッグにそのノートをずっと入れておくということをしています。キャリーの距離がわからないと、ピン位置に対してどこまで打つのか、または打たないかといった判断ができません。

また、特にドライバー、ミドルアイアン(またはロング)はティーショットで使用することが多いですから左右へのブレ幅なども記録しておくことをお勧めします。左右へのブレ幅を把握しておけばミスショットをしたときにフェアウェイにボールが残るのか、またはグリーンにボールが留まるのか、といったことが計算できるようになります。

コースマネジメントはアマチュアにとっても強力な武器

と、ここまでコースマネジメントの準備についてその一例をご紹介させていただきました。コースマネジメントというとプロゴルファーがする高等なもの、というイメージがあるかもしれませんがそんなことはありません。もちろん、ショットの精度ありきのマネジメントもありますがそうでないものもたくさんあります。ゴルフというのは意外と「準備」のスポーツなのです!ぜひ皆様も次に予定しているゴルフに向けてマネジメントにトライしてみませんか?

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